設計過程
建築の生産は他の工業と違い受注生産で現場生産だから設計図、普通その時ごとに行われることになる。
すなわち設計者は建築主から設計依頼を受ければ、その建築に要求されている内容を確認してより一層良い建築を提案するために設計を展開する。
しかし建築主個々の要求も千差万別で建築らが立てられる敷地の条件もいろいろなので提案された建築も容易でない。
また同じ設計条件でも設計者によって提案された建築は違う。
例えば同一設計者でも単に一つの設計だけ提案されるとは限らない。
このように設計の展開すなわち設計課程度どんな意味では個々別でありきわめて経験的・主観的で、一般的に一定の手続きがあるとはできない。
さらに建築物はその時代の文化的産物として常に文明指標の一つで手挙げられるように単純に人間生活の器という実用的観点でだけでなく人間が作った造形として芸術作品といえることが多い。
しかし本来建築の設計過程が違う芸術と決定的に違ったことは建築では設計者が初めから最後まで全く個人の考えで作るのではない。
すなわち設計者以外の建築主の意図や要求などを分析して、色々な契約条件中でそれらが建築として具体化するための条件で整理して、技術的または経済的な検討を添加して順次的に具体的な建築で統合して行くことが建築設計だ。
また近代史会では建築に対する要求が複雑になって技術が進歩するということによって設計行為はただひとりの設計者によって完結するのではなく多くの人の共同作業に依存しなければならない。
このように設計過程を単純に設計者の主観にだけたよらなくて客観的に把握して相互共通であることとして確認しておくことが要求されることになった。
すなわち建築が生産される過程で建築主・設計者・施工者が全部関与することになるので設計過程のそれぞれの役割を明確にしておく必要があることになった。
一言で建築設計としても色々な行為が含まれてその行為内容により設計過程は多様な局面を展開する。
言い換えれば設計過程を把握する方法によりその局面を分ける方法がいくつ提案される。
例をあげれば前の基本設計・実施設計図実務において慣習的な段階別分離方法だ。
しかし設計行為をどのように共通立場で体系的に把握するのかという観点で設計過程のより客観的な説明に関心が集められることになった。
このような動きは経済社会の発展により建築の生産を芸術で技術の対象に把握することになった20世紀後半の世界的な風潮であった。
確かに設計過程は質が違う色々な行為の連続と解釈することができるが見解を別にすればどんな情報の流れだと見ることができる。
すなわち設計は建築主のいかなる要求により行われてまた設計者は施工に必要な情報を施工者に知ることが出来るように図面などで提供しなければならない。
言い換えれば設計行為はどんな情報を得てそこに色々な操作をすることで求める建築空間を一つの情報として提供することになる。
したがって設計過程を情報の変換過程として解釈することもできる。
単に一般的に建築主が提起する要求は必ず技術的・経済的に実現可能になることということができなくて矛盾した要求もあってまた顕在化なった要求が常に本当に要求だとできない。
むしろ本当に要求が建築主自身も知らないうちに潜在している場合も多いのでこれを引き出す必要がある。
本来建築主は設計に関しては非専門家でどんな注文をすれば設計者は設計家可能なのか可否を分かれないので、設計者は先に建築主の要求がどこにあるのかから検討する必要がある。
そのために設計者としてはあらかじめ設計順序を考えていかなる時点でいかなる情報を必要としてどんなことを考えなければならないのかなどの設計過程を確立しておく必要がある。
設計過程は設計をどのように解釈するのかによりその表現も変わって設計方法も違うものになる。
それがまた各々設計の特徴になったりもする。